10mも泳げば息切れするさんぱぱ(@futagopa)
です。
ワンオペ育児の強い味方として広まっているスイマーバ。
実際に使用されている方も多いと思います。
お風呂で首(または身体)に浮き輪を付けて浮かんでいる姿は可愛いですし、浮かせている間に兄弟姉妹の面倒を見たりバスタオルを用意したり…してはいけません!!
スイマーバはワンオペ育児の味方ではなく、育児に余裕があるときに使用する運動補助グッズです。
そんなスイマーバの正しい使用方法、そして広まっている事故に繋がりかけない間違った使用方法について説明します。


スイマーバとは
首リングは赤ちゃんを待たせておくアイテムではありません。ご使用中は絶対に目を離さないでください。お子様の異常などが発生した場合に備えて、目と手の届く範囲内でご使用ください。また、毎回ご使用前に空気量や穴などがないか確認をしてご使用ください。
公式の説明にもある通りスイマーバは赤ちゃんに水中で身体を動かすエクササイズを補助するものです。
決してワンオペ育児の際に1人でお風呂に浮かせておくものではありません。
赤ちゃんは首やあごの肉付きが良く頭部とサイズが変わらない場合、思っている以上に「スポッと抜ける」ものです。またお風呂に沈んでも暴れたり物音を立てたりしないので、親が気付かなかったりします。
一方でベビースイミングは風邪をひきにくくしたり、体力をつけることが出来たり、夜の寝つきが良くなったりと良い事ばかりであるように、スイマーバは正しく利用すると非常に便利なグッズです。
スイマーバの正しい使い方
Twitterやインスタグラムなどで誤った使い方が独り歩きしている感のあるスイマーバですが、正しく使用すればとても可愛く便利なアイテムです。
使用用法を守って安全に赤ちゃんの身体を鍛えてあげましょう。



スイマーバはいつからいつまで使用可能?
首リンクについて公式サイトの説明によると
うきわの上側にあごが乗るようになってから、生後18ヵ月かつ11kg まで使用できます。対象月齢内でもあごがうきわの上側に乗らない場合はご使用をお控えください。
とあります。
いつから使えるという明確な月齢は記載されていませんが、うきわの上側にあごが乗るようになることを考えると実質1~2ヶ月頃から使用可能となるでしょう。
ただ個人的には安定感が出始めて赤ちゃんの負担が少ない、首が座ってからの使用をオススメします。
一方でボディリングについては
ベビーサイズは、6ヵ月〜2歳ごろ 胸囲 約43〜49cm 体重 約7.5〜11kg まで使用できます。
キッズサイズは、2歳〜4歳ごろ 胸囲 約48〜52cm 体重 約11〜15kg まで使用できます。
となっています。
形状的にボディリングはひっくり返りやすいので首リングの方が使いやすいかも知れません。
スイマーバに適切なお風呂の温度
水温の目安は35度〜41度の範囲をおすすめします。季節や屋内外、個人差の状況に合わせてください。首リングをつけた赤ちゃんは肩までしっかりお湯に浸かる状態になりますので、赤ちゃんがのぼせないようにぬるめのお湯で室内を暖めてご使用ください。
赤ちゃんはすぐのぼせるので低めの水温が適切だと思います。
冬場であれば低めの温度に設定しておいて、上がるころに浴室内をシャワーなどで温めると良いでしょう。
スイマーバで運動すると体力を使うので、夏場はぬるすぎるかなと感じるぐらいがオススメです。

スイマーバで事故を起こさないために
毎年のようにニュースで報道されるスイマーバの事故。
これらのほとんどが「親が目を離していた」タイミングで発生しています。
特に目を離すことになりがちな原因として
- 他の子どもの世話をする
- 親がシャンプー等をする
- タオルなどを用意をする
などが考えられます。
知っておいて欲しいのは赤ちゃんは1秒もあれば簡単におぼれます。
そしておぼれても騒いだり暴れたり一切しません。静かに沈んでいくので物音で気付くことは不可能です。
だから絶対に目を離してはダメです。
だから絶対に目を離してはダメです。
大事なことなので2回言いましたが絶対にダメです。
スイマーバはこんなに便利なアイテム
スイマーバは決して危険で事故が起こりやすいものではありません。
残念ながらSNSやブログにて誤った使用方法が紹介されたこともあり、ワンオペ育児の際などお風呂で1人で浮かばされていることが原因で事故が起きているだけです。
正しく使用すれば便利すぎるアイテムなので、目を離さない事だけ守れば危険性は全くありません。
インスタ映えしまくりの可愛さ
利便性とか効果とか使い方とかは置いておいて、この可愛さはマジ水中に降りた天使。君の瞳は1万ボルトです。
メロメロすぎて思わず懐メロが飛び出すほどの可愛さ。
スイマーバを使う1番の利点は親が萌えてしまうことだと断言します。
公式動画の歌が少し気持ち悪いのは気にしないでおきます。



エクササイズで健康と生活習慣を整える
水中で手足を自由に動かすことが出来るので全身運動にもなり、身体や脳にも刺激を与えるので成長ホルモンが大放出されます。
普段は横になって寝転がっている赤ちゃんですが、しっかりと運動することで風邪をひきにくく健康的な身体を手に入れるだけではなく、生活習慣も整う側面もあります。
おうちでベビースイミングを行っているのと同様で、入浴と運動の両方が行えるのはメリットの1つです。
よく寝てくれる
スイマーバを利用した後は、やはり疲れているのか深い眠りについてくれるので育児に疲れたパパママも休むことが出来ます。
むしろお風呂からあがったあとウトウトする場合があるので、寝る前に授乳できるように準備しておく方が良いでしょう。
のどがカラカラなので、そのまま寝てしまうと脱水症状や咳が出る原因になります。
正しく知ってスイマーバを楽しもう
事故が起こりやすいイメージのあるスイマーバですが、正しく使用すれば決して危ないものではなく、とても便利な育児アイテムです。
今回伝えたいことは1つだけ。
スイマーバを使用している時だけに関わらず、危険な場面では赤ちゃんから目を離してはいけないということ。
これだけは守って欲しいと思います。