コロナウィルスによる緊急事態宣言拡大と同じタイミングで幼稚園や保育園では登園自粛の要請がはじまっています。
我が家の上の子も登園自粛要請を受けて現在、自宅保育という名前の長い夏休みとなりましたが急な要請にパパ友もママ友も『どうする?どうする?』と大混乱になっています。
在宅勤務(テレワーク)が推奨されており、自宅で仕事をする機会が増えているとはいえ、なかなか仕事と育児の同時進行は難しいところ。
先の見えない登園自粛要請に関する思いと疑問点について書いていきます。
登園自粛要請とは
これまでにないペースで施設関係者に陽性者及び濃厚接触者が急増している状況であることを踏まえ、保育施設での感染拡大防止のため、家庭での保育が可能な方に対しては、「登園の自粛」をお願いいたします。
石岡市HPより
あくまで登園自粛を要請するものであり、登園を禁止するものではありません。
どうしても仕事を休めない場合などは預ける事が可能です。
これは子どもを持つ医療従事者の方などを支援する意味もあるのかなと思っています。
登園自粛要請には賛成
今回の登園自粛要請について個人的には賛成です。
ここまでコロナウィルスの感染が拡大している中で、マスクや手洗いの徹底が難しい幼児を保育園や幼稚園に登園させることはリスクが大きく、また施設の教員も感染リスクに晒すことになってしまうからです。
元気が有り余る子どもを自宅で見続けるというのは困難なことも多いですが、安全第一とコロナウィルスの感染被害を減らすという意味では、登園自粛要請は当然かなと思います。
ただ行政の決定に関して、まったく疑問がない訳ではありません。
登園自粛要請に対する疑問点
一部地域において登園自粛要請が出たことに関しては賛成しますが、疑問点や不満に思う点がない訳ではありません。
こうした施策に関しては100点満点は難しいのは承知しますが、それでも思うことは往々にして存在しています。
登園禁止きたか・・・
まぁ常時マスクを付けることが難しい幼児が感染拡大の要因の1つになるのは理解するけど、その他の多くの要因を無視しているのは何でなの・・・
子どもと電車乗って旅に行きたいぞ。
— さんぱぱ (@futagopa) August 24, 2021
疑問点1:各自治体によって判断が異なる
登園自粛要請は全自治体が決定しているものではなく一部地域のみになります。
そのため同じ都道府県内においても、自分の市町村は登園自粛をしているが隣町では普通に幼稚園や保育園に通っていることも珍しくありません。
こうした施策は緊急事態宣言も同様ですが、同時に広範囲(日本全体)で実施しなければ大きな効果を得ることが出来ないはずです。
疑問点2:登園自粛要請の補償はない
お酒を提供するお店への補填も問題になっていますが、この登園自粛における補償は一切ありません。
特に保育園に通わせている親御さんのほとんどが育休・産休を除いて共働きとなっているにも関わらずです。
登園を自粛させようとするとパパかママは休暇をとる必要があります。ここで企業が特別休暇を付与してくれるなら問題ありませんが、99%の会社では有給休暇。または無給休暇の扱いとなるでしょう。
またパート勤務の場合、法律上適切かどうかはさておき現実的に雇用解除というケースもあります。
もちろん、あくまで「要請」なのですから補填を求めず働けば良いという考え方もあると思いますが、それは少し本末転倒な気がします。
疑問点3:登園自粛後の子どもの動き
登園を自粛しているのですから本来は自宅保育が正しいのだと思いますが、実際に体力の有り余る育ち盛りな子どもを自宅に留めていることは、子どもの成長にも悪影響であり、パパやママの体力と精神的にもダメージが大きすぎます。
その結果、公園などに連れ出すことになるのですが、登園自粛要請が発出されている地域では昼間から大勢の子どもが公園で遊んでいます。
またスーパーなどでも親御さんと一緒に買い物に来ている姿を多く目にします。
結局、不特定多数と接触することになっているのではないか、と感じています。
登園自粛要請期間はどう過ごすのか
これも地域によって異なりますが、登園自粛の要請がされている約1か月の期間をどのように過ごすのか。
これは大きな悩みとなります。
また在宅勤務を実施している家庭においては、子どもが騒ぐ中で集中して仕事が出来るのかという問題も解決する必要が出ますね。
子どもの健康が第一だが外出は難しい
コロナウィルスから守るという健康が第一優先なのは間違いありませんが、先行きの見えない自粛生活だけに健やかに育ってほしいという意味での心身の健康も考えなければなりません。
しっかり外出して太陽を浴びて元気に走り回って遊ぶ。という子どもなら当たり前とも言える行為が制限されるのは、悩みどころの一つです。
ここは時間を見て、タイミングを計って、人が少ない時に散歩したり遊んだりするしかないのでしょうか。
パパママの疲労感が大きい
我が子が元気なのはとてもうれしいことですが、やはり育児と仕事の両立は難しいものです。
特に仕事をする時間と育児する時間が一緒になりがちな登園自粛要請期間はパパママの疲労が蓄積されていきます。
登園自粛は親の体力勝負だな…
— さんぱぱ (@futagopa) August 26, 2021
子どものことで手一杯になりがちですが、パパとママが倒れては元も子もないので、しっかりケアするようにしましょう。
登園自粛要請期間を乗り切るしかない
withコロナの言葉に代表されるようにコロナウィルスとの付き合いはまだまだ続いていくでしょう。
この登園自粛要請期間も工夫して乗り越えていくように、一つ一つの問題を乗り切るしかありません。
先日、モデルナワクチンを接種しましたが油断することなく日々を過ごしていくと共に、子どもと密接に過ごせる期間を大事にしていきたいと思います。
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