新生児と共に徹夜が基本さんぱぱ(@futagopa)
です。
ほとんどの赤ちゃんがそうであるように、特に新生児は油断すると夜に寝ない生き物です。
そもそもミルクの間隔が短いのに寝てくれないとなると、その面倒を見ている親は徹夜することになり、疲労はたまるばかり。
そんな新生児徹夜問題を解決すべく理由と対策、実体験に基づく対処法をまとめます。

新生児が夜中に寝なくなる5つの理由
「敵を知り、己を知れば、百戦してあやうからず」と昔の偉い人(孫子)も言っていることなので、まずは新生児が夜中に寝ない理由を知っておきたいと思います。
これさえ知っておけば「もう何で寝てくれないのーーー!!!」というストレスからも解放されるはず。

- お腹が空いている
- オムツが汚れている
- お腹にガスが溜まっている
- 何かしら不快なことがある
- 特に理由はない
なお、この理由と違ったり、泣き方が普段と異なったり元気がない場合は病院に連れていくことを推奨します。
お腹が空いている
一番、頻発する理由であり、一番簡単に解決できる理由です。
適量を飲んでいるのなら一般的に母乳で1.5~2時間、ミルクで3時間程度の腹持ちと言われていますが、この適量が特に新生児の時には難しいですね。

夜中に関わらず、赤ちゃんが泣いている一番の原因となります。
オムツが汚れている
おしっこがたっぷり出ているの、うんちをしているのか。
新生児が泣いた場合、真っ先にチェックするのがオムツですね。
これは判断がつきやすく、確認すれば汚れているかどうかが分かります。
ちなみに夜はパパやママも寝ぼけている&部屋が暗いこともありオムツ交換に手間取りがちですが、時間がかかると子どもが覚醒して、より目覚める可能性があるので注意です。
オムツ交換中に波動砲くらったなう。 pic.twitter.com/da0mTEHMeQ
— さんぱぱ (@futagopa) April 17, 2021

お腹にガスが溜まっている
授乳後のゲップが不十分な場合だけではなく、ミルクの消化過程や便秘等によりガスが溜まることがあります。
大人であればゲップやおならで放出することが可能ですが、新生児の場合どちらも自分の意思で行うことが出来ないため、気持ち悪くなり泣いていることも。
見過ごしてしまうとミルク逆流の可能性もあるので、気を付ける必要があります。

何かしら不快なことがある
暑い、寒い、かゆい、布団が湿っている、身体に何か当たっているetc
新生児には何かしら眠れない理由があるのでしょうが、その理由が分かりにくいのでパパママが困るやつです。
とりあえず衣類を整えて背中をさすったり、痒いかもしれない場所を軽く触れてみたりして、原因を探すというより考えうる全てのことを試すことで解決を目指します。

特に理由はない
シンプルかつ一番困るやつ。
黄昏泣きに代表されるように特別な理由はないけど夜中に寝れなくて泣いているというパパ・ママのスタミナを奪う原因No1.
こうなると新生児との持久戦が開始されますが、基本的に負けることになります。

新生児が夜中に寝ない時の対応
新生児は昼夜の区別がつきにくいこともあり、夜中に眠らないことも多くあります。
特に双子だと夜中に両方眠っているということは珍しく、どちらか片方(もしくは両方)が起きているのが大半。
それでも泣いていなければ優しく見守る、もしくは仮眠をとって良いと思いますが泣いている場合は夜泣きの原因に対応する必要があります。
夜中だけに限りませんが、特に夜泣きの時に順番に試すことで入眠に成功しやすい対応ルーティンを紹介します。
- オムツチェック
- ミルクの時間を確認する
- 身体をさすってあげる
- 声をかけてコミュニケーション
- 少し泣かせてみる
- 抱っこして身体を温める
これが上手くいけば新生児の夜泣きが収まって眠ってくれる可能性が高かったです。


オムツチェック
まず最初に確認するのがオムツです。
おしっこやうんこをしていて不快感があって寝れなかったり泣いている場合が多く、また比較的に原因が特定しやすいのがオムツ交換ですね。
また、しゃっくりが出ている場合オムツが濡れていて身体が冷えている場合もあるので注意が必要です。

ミルクの時間を確認する
オムツ交換が完了したら次はミルクの確認です。
前述したとおり母乳で1.5~2時間、ミルクで3時間程度の腹持ちが一般的なので目安として、この時間を超えていないか、また近づいていないかを確認します。
またミルクやおっぱいを飲んだ後に排便があった場合、短い時間でミルクを欲しがることもあるのでケースバイケースで対応します。

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身体をさすってあげる
身体のどこかが痒い、またはお腹にガスが溜まっているなどの不快感を抱いている場合、原因の特定は不可能なのでとにかくさすってみます。
布団と接している背中は熱がこもりやすいので入念に。またガスが溜まるお腹は優しく円を描くようにさすります。
声をかけてコミュニケーション
パパやママが赤ちゃんに話しかけるときは普段より声が高くなりがちですが、新生児は高い声が大好物だったりします。
身体をさすりながら色々話しかけてあげると赤ちゃんがリラックスして眠ることも珍しくありません。

少し泣かせてみる
ここまでで眠る気配がなく、ぐずって泣いている場合は少し泣かせてみます。
時間はそれほど長くとる必要はないと思いますので、数分と言ったところでしょうか。
泣いてすぐ抱っこをすると新生児が「泣けば抱っこして貰えるのか、よし!おぎゃーーー!」となるので、少し間は明けた方が良いでしょう。

抱っこして身体を温める
最終手段の抱っこですが、出来るだけ身体を温めてあげることを意識しています。
そうすることで自然と眠くなることが多い気がします。
抱っこしていて眠ったから布団に置く→起きる→抱っこのエンドレスは育児あるあるですね。
新生児に夜ぐっすり眠らせる魔法
新生児の夜更かしはパパやママが付き添う必要があるので、どうしても寝不足になってしまいます。
今回は新生児が夜に寝ない場合の対応について書いてみましたが、基本的には夜にはぐっすり寝てほしいのが本音。
そのためには照明の明るさを変えるなど昼夜の区別をつけてあげたり、日中は身体を動かして疲れさせてあげたり、また昼間はリビングで過ごすなど習慣を変えるだけで、夜泣きや夜に寝ないことが少なくなります。
魔法のように確実に…は言い過ぎですが昼間の工夫でパパやママの疲労度も変わってくるので、まずは夜中に寝てもらえるように頑張ってみましょう。
ただ何をやっても寝ない子は寝ない(です ;∀;)