双子の妊娠が判明してから知識がどんどん増えていているさんぱぱ(@futagopa)
です。
一絨毛膜一羊膜双胎という言葉は双子の妊娠を経験したパパママ以外に知る機会はないかも知れません。
いわゆる1人の赤ちゃんがお腹にいる単胎妊娠であれば、まったく意識する必要ありませんが、双子や3つ子といった多胎妊娠である場合には、この言葉を意識することになります。
体験談を含めて今回は説明していきます。

一般的に双子の妊娠というと一卵性双胎と二卵性双胎を意識するものですが、それとは別物です。
絨毛膜と羊膜の数による違い
絨毛膜と羊膜という聞きなれない名前ですが 、双子を妊娠した時に一番意識すべきはここになります。
絨毛膜の読み方は「じゅうもうまく」で胎盤の数を表します。
簡単に言うならママの栄養を吸収する「栄養元」ですね。
一方で羊膜は分かりやすく、赤ちゃんがママのお腹の中で過ごす際の部屋数となります。
一絨毛膜一羊膜双胎について
一絨毛膜一羊膜双胎は同じ部屋に双子が入っており、ママの栄養元も一緒となります。
栄養元が同じで部屋も同じのため、双子の中でもリスクが大きいのが特徴で、どうしても栄養バランスの偏りによる成長の問題や臍帯巻絡(さいたいけんらく)と呼ばれる片方のへその緒が巻き付くと荒ぶるの可能性が出てきます。
30週程度から管理入院となることが一般的です。
双子妊娠の中では一番心配事が多いとも言えますが、お医者さん曰く最近は医療も発展しているので気にしすぎるよりは健やかに過ごすことが大事とのこと。

不妊治療により発生率が増えているという説もありますが、周りを見る限り不妊治療=一絨毛膜一羊膜双胎という感じはありません、


一絨毛膜二羊膜双胎について
一絨毛膜一羊膜双胎との違いはお腹の中の部屋数です。
双子が1部屋に入っている一絨毛膜一羊膜双胎と異なり、一絨毛膜二羊膜双胎は双子が個室に入っている状態です。
そのため相手のへその緒が絡まるトラブルは無くなります。一方で繋がっている胎盤の数は1つであるため栄養バランスの面では前述したとおり、少し不均衡となる可能性があります。


二絨毛膜二羊膜双胎について
完全個室で栄養元も違う「リッチな生活」を送るのが二絨毛膜二羊膜双胎です。
双子の栄養バランスも良く、へその緒が絡まる心配のない理想的な双子の形と言えるでしょう。
ただ無条件に安心というわけではなく、他の2種類に比べたらであり双子の妊娠が気を付けないといけないものに変わりはありません。


二絨毛膜二羊膜双胎の妊娠体験談
二絨毛膜二羊膜双胎ですね。
産婦人科でママがお医者さんから言われたとき、全く聞き取れなかったといいます。
それぐらい耳馴染みのない言葉であり、パパもいまだに口に出して言うのは自信が無かったりします。
妊娠中は大きなトラブルもなく順調にお腹が大きくなりましたが7か月の時点で1人出産した時と同じぐらいまで大きくなっていました。
この分だとどこまで大きくなるのか楽しみ半分、不安半分だった気がします。
また妊娠糖尿病の疑いがあったため検査をおこない、数値に問題が無かったあとも糖分、特にケーキやジュースには気を付けていました。
ママの機嫌をとる最高のアイテムであるケーキが使えなかったのは、パパにとって大ダメージでした。
